営業

3項目追客管理。次回連絡・担当・記録の3つだけで、追客は回る

今すぐ動くお客様は、反響の2割ほどです。残りの8割は、数ヶ月後に「覚えていてくれた会社」から買います。ランク・次回接触日・担当の3項目だけで、全客の追客を1枚の表で回します。

廣瀬 浩一執筆廣瀬 浩一
この記事の型3項目追客管理ランク・次回接触日・担当の3項目だけで、全客の追客を1枚の表で回す。

01なぜ「3項目追客管理」が効くのか

追客を記憶と根性でやると、忙しい月に必ず途切れます。途切れたお客様は、他社のお客様になります。

高機能なシステムより、「空欄が見える」ことが大事です。次回接触日が空欄=放置、と全員が分かる表が、追客を仕組みにします。

項目を増やしたくなったら、失敗のサインです。入力が続かない表は、いずれ使われなくなります。

02「3項目追客管理」のやり方:3ステップ

01表を1枚つくる氏名・ランク・次回接触日・担当・メモの5列。全客を1シートに。
02ランクの基準を決める動く時期で3つに分け、ランクごとに接触の頻度と手段を固定する。運用例A=3ヶ月以内、B=半年以内、C=それ以降。
03週1回、空欄を潰す週次の場で「次回接触日が空欄の客」だけを確認する。全件は見ない。運用例金曜の朝会10分で、空欄の行に日付を入れて終わり。

03追客管理表(表計算・1シート)

氏名ランク次回接触日担当メモ
山田様A9/18佐藤内見8点。申込を検討中
鈴木様B10/3佐藤来春の入学まで。学区優先で選び直し中
高橋様C空欄=放置田中「1年後くらい」。相場便りのみ
伊藤様B9/25田中事前審査済み。3件提案の返信待ち

A=週1回、電話か面談。B=月1回、メールかLINE。C=四半期に1回、相場便りのみ。

04「3項目追客管理」のNG例とOK例

NG例追客は担当者の頭の中。誰が誰を追っているか、上司が知らない。高機能なシステムを入れたが、入力が続かず半年で止まる。項目が20列あり、埋めるのに1件5分かかる。ランクの基準が人によって違い、Aの意味が揃わない。
OK例接触したら、その場で次回接触日を入れる。空欄のまま席を立たない。次回接触日が過ぎた行は色が変わるようにする。メモは1行。「何を送った/何点だった」だけ書く。表の管理者を1人決め、入力漏れを毎週その人が見る。

05「3項目追客管理」の効果の確かめ方

育っているか掘り起こし成約数反響から3ヶ月以上経って成約した件数全成約に占める割合も見る例月 0件 → 月 2件
回っているか接触実施率予定日どおりに接触した数 ÷ 予定数見る数字10個の1つ例60% → 90%
対象外「連絡不要」と言われた客・他社で購入済みの客
運用月末に「空欄の行数」を数え、月次会議で報告する。

06続けるためのポイント

5列で止めること。列を増やすほど、入力が止まります。

廣瀬 浩一
この記事を書いた人廣瀬 浩一シン パートナーズ株式会社 代表取締役船井総研で不動産売買仲介会社の業績アップに携わり、現在はコンサルティングと実業の二刀流。現場で結果が出た型を、そのまま使える形で届けています。船井総研で不動産売買仲介会社の業績アップに携わり、現在はコンサルティングと実業の二刀流。