採用

48時間内定ルール。迷っている間に、採りたい1人は他社へ行く

良い人材は、他社も面接しています。内定は最終面接から48時間以内に出し、条件は面談で説明して書面で渡します。

廣瀬 浩一執筆廣瀬 浩一
この記事の型48時間内定ルール内定は最終面接から48時間以内。条件は面談で説明し、書面で渡す。

01なぜ「48時間内定ルール」が効くのか

最終面接から内定連絡までの数日間に、他社の内定と現職の引き留めが入り込みます。辞退は、内定を待たせた時間から始まっています。

48時間以内という速さそのものが、「あなたに来てほしい」という一番のメッセージになります。

条件はメールで済ませず、面談で給与の根拠と評価の仕組みを説明します。数字だけが届くと、数字だけで比べられてしまいます。

02「48時間内定ルール」のやり方:3ステップ

0148時間ルールを決める判定を持ち越さない。連絡の期限を、面接の場で本人に伝える。運用例最終面接は、決定者が翌日空いている日にだけ入れる。
02条件面談を設定する給与の根拠・評価・キャリアを口頭で説明し、労働条件通知書を渡す。
03迷いに答える場を作る「ご家族に説明しづらい点はありませんか」まで聞き、承諾の期限も一緒に決める。運用例家族向けの会社資料を、その場で渡す。

03最終面接から承諾までの段取り

当日最終面接終わりに「明後日の〇時までにご連絡します」と期限を伝える。面接直後に採点
48時間以内内定の電話「ぜひ来てほしい」を決定者の声で。条件面談の日程をその場で決める
1週間以内条件面談給与の根拠・評価の基準・1年後のキャリアを説明し、労働条件通知書を渡す
面談の最後迷いを聞く「他社と比べて迷う点は?」「ご家族に説明しづらい点は?」。承諾期限を一緒に決める
当日最終面接終わりに「明後日の〇時までにご連絡します」と期限を伝える。面接直後に採点
48時間以内内定の電話「ぜひ来てほしい」を決定者の声で。条件面談の日程をその場で決める
1週間以内条件面談給与の根拠・評価の基準・1年後のキャリアを説明し、労働条件通知書を渡す
面談の最後迷いを聞く「他社と比べて迷う点は?」「ご家族に説明しづらい点は?」。承諾期限を一緒に決める

04「48時間内定ルール」のNG例とOK例

NG例「他の応募者も見てから」と判定を1週間持ち越す。内定通知と条件をメール1本で送り、面談をしない。「詳しくは入社後に」と、給与の根拠を説明しない。労働条件を口頭だけで伝え、書面を渡さない。
OK例内定の第一報は電話で。「ぜひ来てほしい」を声で伝える。条件面談は内定から1週間以内。社長か決定者が出る。面談の最後に「他社と比べて迷う点は?」と正面から聞く。承諾期限は1週間。延長を求められたら理由を聞いて1回だけ。

05「48時間内定ルール」の効果の確かめ方

取れたか内定承諾率承諾した人数 ÷ 内定を出した人数辞退理由も記録する例50% → 80%
守れたか最終面接から内定までの時間面接終了から内定連絡までの平均時間48時間を超えた件数を数える例平均 5日 → 1.5日
対象外応募者側の都合で面談日が延びた案件
運用面接日・内定日・承諾日の3列を採用管理表に持つ。

06続けるためのポイント

スピードと妥協は別物です。面接の基準を下げてまで急がないでください。

廣瀬 浩一
この記事を書いた人廣瀬 浩一シン パートナーズ株式会社 代表取締役船井総研で不動産売買仲介会社の業績アップに携わり、現在はコンサルティングと実業の二刀流。現場で結果が出た型を、そのまま使える形で届けています。船井総研で不動産売買仲介会社の業績アップに携わり、現在はコンサルティングと実業の二刀流。